2007年06月16日

よかった1册と、いま。(明日香村)

sekishitu-kara.jpg

いきなり、漆黒の国からすみません。これは飛鳥村にある岩屋山古墳の石室から、入り口を見返した情景です。漆黒の国というより、黄泉の国ですね。

 めっちゃ素で古墳の石室に入れちゃうのが、とっても素敵です。奈良県ってば。

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 さて、この古墳の外観は上のようです。こんもりしたまぁるい山に石室への入り口がぽっかり口を開けています。

iwaya.jpg

 そしてこの古墳の明治期の風景が上の図です。この絵は前回紹介した本に収録されているものです。借りてよかったあの1册です。

 この本には外にあらわれた風景だけでなく、石室も描かれています。復刻本では、図のように下部に赤ラインで石室見取りが描かれてますが、原盤では外観の図をペリッと上にめくると石室が見えるという、素敵なつくりになっていたようです。

 この古墳に関しては明治期の風景とさして変わってませんが、他の古墳を探訪した際に、絵図と比較しながら、その風景の変容を楽しみたいと感じました。

 やっぱり借りてよかった、この1册(めちゃくちゃ重たいけどね)。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

借りてよかった、この一冊。(奈良書籍)

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 何やらこんもりとした森のようなものが描かれています。これは明治時代の古墳の様相を描いたものの集成です。

 「大和國古墳墓取調書」という本で、最近よく探訪する図書館の奈良コーナーでふつうに閲覧でき、かつ貸し出しオッケイだったので、迷うこともなく、借りちゃいました。

 この本は、昭和60年に復刻されたものですが、もともとは明治期に野淵龍潜という人物が奈良県にある古墳を悉皆調査し、それを上記のようにまとめたものです。なんと740(!)もの古墳が彩色付きで収録され、当時の土地利用状況(田、畑、原野など)も書き込まれているのです。

 なので古墳の上に「畑」なんて文字が書き込まれてて、まさに現在にも通じる奈良っぽい風景が描かれているのです。別に古墳好きでなくとも、とても楽しめる本です。

 借りて良かった!そんな風に思える一冊でした。とっても重くて、自転車(ホワイトサンダー17号)悲鳴あげてたけどね。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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