2007年05月28日

来世墓地石鳥居。(大和郡山市)

raisei-bochizenkei.jpg

 田園風景の一画に墓地が見えます。この墓地ですが、その中に鳥居が立っています。ひょっとしたら、神社に附随した(あるいは神社が附随した)墓地なのかもしれません。

raisei-torii.jpg

 墓地へのアプローチにこのように石の鳥居が2基たっています。

jizo-torii.jpg

 1基目の鳥居脇には石の大きなお地蔵さんがたってます。
しかし、墓地内に神社があるわけではないようです。

kaisetu.jpg

 鳥居脇に、この鳥居の解説が書いてある石碑があり「来世墓地石鳥居」とあります。どうもこれは神社のための鳥居ではなく、墓地そのもののための鳥居のようです。

 このような墓地に2基直列して屹立する鳥居。奈良県下だけでなく、全国的にも非常に例の少ない珍しいものだそうです。

 niju-torii.jpg

 神社の鳥居は聖地と日常世界を別けつつ、つなげる両世界の境界線上に立つ装置です。でも、聖地に限るのではなく、異界と日常世界との境界線上の装置として鳥居をとらえるならば、この例もすんなり納得できます。

 墓地はこの世ならぬ来世へと通じる場所なのですから。

koya-kodomo.jpg

 墓地の奥にある物置き小屋で子供が遊んでました。子供にとっては墓石は思いのほか背が高く、そこが石の迷宮のようで、しかも少し恐くって、僕も夢中で遊んでた記憶があります。

 懐かしい境界線上の記憶です。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 大和郡山の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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