
いきなりですが、木の幹が浮いてます。緑フェンスに寄り添って。

浮いている幹にはフェンスが痛いくらいに食い込んでます。おわかりのように浮いてるのではなく、食い込んだフェンスネットによって幹は支えられて宙づりのごとくなってるのです。

空中に浮かぶ幹の下には切り株(見にくくてごめんなさい)があります。
おそらく木がフェンスを突き破って、駐車場方向に傾いて伸びてたため、この木を切ることになったのでしょう。フェンスから付きでた部分、そして、根っこは切れたものの、がっしりとフェンスに食い込んだ幹、これは引き剥がすこともできず、しかも面倒くさいのでこのまま放置したに違いありません。
木の力と、奈良の面倒くささのコラボによってうまれた空中浮遊なのです。
