2007年06月11日

大安寺伽藍いまむかし。(奈良市)

 「直列円盤の謎。(赤窓045-02)」で、大安寺が創建時においては、とても巨大な寺院であったことをお話しました。

 現在の境内と、創建時のスケールの違いを南大門イメージとの重ねあわせで示しましたが、平面的にはどれくらいの違いがあったのでしょうか?

daianji-kozu.jpg

 これは大安寺境内を描いた古図です。境内南部には東西の塔がそびえたち、威容を放っています。確かにすごい大伽藍です。

 さて、現在の境内はというと、、、

daianji-gwbjo++.jpg

 図のピンク色の部分です。かつての伽藍の中心軸(南大門、中門、金堂、講堂、、)をはずした西脇にちょこんと現本堂が東面してあります。

 でもこれだけではかつての大伽藍と比較できないので、両者を重ねあわせた図を示すと、、

daianji-gwbjo+.jpg

 このようになります。現在の境内が無茶苦茶かわいらしいです。
かつての中心ゾーンがヴォイドになり、中心軸も90度廻転して東西軸へと変換されてます。西大寺を思い出すような空間変容です。

 というわけで、大安寺伽藍のいまむかし、でした。

 
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 14:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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大安寺
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