2007年04月14日

彼等の楽園?(奈良市)

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なんだか淀んだ川辺ですが、これがいったいなんなのでしょうか?これじゃわからないので近付いてみましょう。

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 そう、夥しい数の亀がひなたぼっこしているのです。

 僕が子どもの頃から、川を眺めると、いつも、こんな亀密度(へんてこな言い回しですが)でした。そして僕はこれが普通だと思ってました。

 大学に入って、知人を奈良に案内したとき、ふとこんな風景に出くわしました。そして言われました。この密度は異常だと。

 他の地域を検証したわけではないですが、どうも奈良は亀密度が高いようです。

 ただ、この風景、実は子どもの頃から変わらずの風景ではないのです。

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 こやつら、全てアカミミガメです。要するにもともとアメリカのミシシッピ川あたりに生息している帰化動物です。この亀の幼少期が屋台などで売ってる「ミドリカメ」なんです。

 僕が小さいときは、この風景の圧倒的主役はクサガメで、そこに時折日本唯一の固有種、イシガメが混じってました。

 あまり想像したくはないですが、アカミミガメが幅を効かせてる分だけ、クサガメやイシガメが姿を消したということです。

 のどかな奈良の風景に、亀の楽園を見た気がしましたが、もし、僕がクサガメなら(いきなり何を言い出すんだ)、酷く血なまぐさい戦場の中に身をおいてることになるわけです。

 逝ってしまったアジアの亀さんたちに御冥福を祈ります。そして、いまだ戦場にいるアジアの亀さん、頑張れ。

 
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のいきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

密度な話をもうひとつ。(奈良市)

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 近所の川辺の風景です。これは佐保川(ちなみにこの土手、僕の高校時代の通学路でした)です。よく見ると何かいるようですが、、。

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 そう、でかい鯉がのんびり泳いでいます。この写真では3匹しか写ってないですが、奈良では川をのぞくと大概、でかい鯉が20〜30匹はうじゃうじゃいて、ゆらゆらと泳いでいるのです。

 大学に入って、知人を奈良に案内したときにふと、こんな風景にでくわしました。そしていわれました。この密度は異常だと。

 そう、亀密度同様、鯉密度も異様に高いようです。他の地域を検証したわけではありませんが。

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 こんなに、のんびり、ゆらゆらしてるのに、いざ捕まえようとすると、やたらに素早いんだよなぁ、こやつら。少し憎たらしいのです。鯉は。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のいきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

用水路かも。(奈良市)

 ただいま「西大寺の変」を連載中ですが、その合間に通常読みきりタイプの赤い窓もお送りしたいと思います。

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 田んぼや畑が圧倒的に多い奈良ですので、それに水を供給するための用水路も数多く走ってます。用水路は幅がせいぜい2メートルにも満たないくらいとっても狭いものがほとんどです。

 でも、、

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 こんな狭っちいところなのに、鴨がいたりします。亀や鯉と違ってその密度(鴨密度)がいかほどかは判らないですが、「用水路鴨」、これまでに何度も遭遇してます。

 あまり見つめていると、橋の下に隠れるシャイなやつなのです。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のいきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

密度ななかで、住み別けを。(奈良市)

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 上の写真は、「コナベ古墳」です(正確には「小奈辺陵墓参考地」というようです)。

 でも今回は古墳が主題ではありません。またまた亀のお話です。

 以前「彼等の楽園?(赤窓009)」で奈良は異常な亀密度を誇ること、しかしながら、現在はその大半が外来種である「アカミミガメ」で占められていることを報告いたしました。

 さて、この古墳の堀をのぞいてみると、、、

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 やはり、すごい亀密度です。しかも「アカミミガメ」ばっかりです。日本古代の堀に、ミシシッピからの使者が居座っています。

 しかし、ここから少し離れたところをのぞくと、、、

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 おおっ。これはすべて「クサガメ」です。日本にしかいない亀ではありませんが、昔から住んでいた種のものです。「アカミミガメ」に押されっぱなしの「クサガメ」や「イシガメ」ですが、何とかすみわけることで生活圏を確保しているようです。

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 さて、もういちど、「アカミミガメ」ゾーン。実は上から二番目に見える小さい亀だけは「クサガメ」です。一番上のおおきな「アカミミガメ」に足で甲羅を押さえ付けられてます。

 彼は「アカミミガメ」の軍門にくだって、奴隷状態なのでしょうか?それとも「クサガメ」ゾーンから秘かに派遣されたスパイ亀なのでしょうか?

 どちらかはわかりませんが、「クサガメ」さん、頑張って(別に国粋主義者ではないんですけどね)。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のいきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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