
とある廃虚です。こんな言い方どうかとは思いますが、まるで断面模型のようにバッサリ崩れ落ちてしまってます。
さて、この廃虚の有り様はすさまじいといえば、すさまじいですが、特に特殊な廃虚というわけではありません。ただ、そのお隣には、、、。

むっちゃ、素にふつう〜に、すっきりと現役の家が建っています。
この家、隣の廃虚の住人がここに新築したのか、それとも、もとからいた隣人なのかはわかりません。
でも、対称的にまったく様相の違うものが配置されてるさまは何ともいえず不思議で奇妙な感覚を覚えます。
双児の家の、他方がいつの間にか翳って、闇をたたえて沈んでいき、一方はただただ、綺麗にそこに在り続けるみたいな、、。そんな
妄想が襲ってくるものです(僕だけか?)。
とある風景に、「対称の闇」を見てしまいました。