2007年05月05日

葬送な線上の日常。(奈良市)

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近所の住宅街の道です。左側にやたらといかつい擁壁があります。

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 見上げると墓石が見えます。どうやら擁壁上部には巨大な墓地があるようです。

 この擁壁に直交して伸びる道があります。それを見ていると、、、。

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 道の奥の方にこんもりとした森が見えます。これは垂仁天皇陵という巨大な前方後円墳です。

 この道は単なる住宅街の生活道路ですが、この道から北を見つめれば巨大古墳の森が、そして南を見つめれば、擁壁上に巨大な墓地が見えるわけです。

 葬送地を結ぶラインという特殊な線が、単なる日常生活の空間と重なっています。少し不思議な風景です。

たぶん、住んでる人たちは特に何も感じず、ごくごく日常的な時間が流れているのでしょうが。

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posted by 遷都1297年記念事業協会 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

まんが坂の先。(奈良市)

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 むちゃくちゃ、まんがっぽい坂道です。「まんが日本昔ばなし」に出てくるような。

 こんなん見せられたら、のぼらざるをえません。すごく急傾斜なんですが。

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 なんとか登りきりました。そこに展開される風景は、、。

 とりたてて何てことない高台です。そう、どんだけ誘い込むよな坂道であっても、風景にオチがあるわけではないのです。

 そう、痛感しました。登りきって息きらしながら。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

海な池。(奈良市)

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みなさん御存知のように、奈良県には海がありません。なので海コンプレックスな奈良県民は結構います。

 僕もそんな輩で、小さい時、少し大きな水辺をみては、「これが海?」ってうっとしいくらい、親に聞いてたものです。最初琵琶湖を見たとき、これは誰がなんと言おうと海だと決意しました。

 そんな奈良には溜め池だけはたくさんあります。けれども、こんなでかい池ははじめてです。海心が久しぶりに燃え上がりました。

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 よいじゃないですか?この海岸べりの情景。

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 そして、この海岸道路。チャリ(バイクのつもり)かっとばします。

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 うん?あれは薬師寺の2本の塔ではないですか?これ、思い出しました。しょっちゅう、このアングルで写真とか絵とか描かれちゃったりする、奈良発スーパーべたな風景なのです。

 なんだか海岸的情熱にほだされてた自分が途端に恥ずかしくなってしまいました。確かに綺麗な景色なんだけどね。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

あつい奈良NET。(奈良市)

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 高架がはじまるあたりの下をくぐる、トンネルがふたつ見えます。

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 こういったトンネル、例にもれず、落書き天国となっているようです。

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 「奈良って最高やん」
 「奈良をあつくしよう!」
 「奈良のEGCです。あつくしよう!」

 って書いてます。なんか郷土愛たっぷりのほのぼのコミュニケーターじゃないですか、これ。「あつい奈良NETWORK=AN-NETWORK」って感じです。よし、僕も書き込むぞって思ったら(冗談やけど)、、。

 「麻薬合法化しよう。」
 「それ、一票入れたよ。」

 おいおい、、。

 さらには可愛いドラエモンのイラストと、その脇に
 「空を自由に飛びたいな、はい、白い粉〜!」
 って。

 ちょっと待て待て。だめだよ。それ。あついんじゃなくて「やばい奈良」(「やばい奈良NETWORK=YN-NETWORK」)やんか。薬はあかんよ。地上に戻れへんし。やっぱ、ついていけへんわ、おっちゃんには。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月01日

この大量の視線を浴びて。(奈良市)

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 たくさんのお地蔵さん。とある川辺の小屋に大集合です。時折こういった集合雛壇なお地蔵さんを見かけます。

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 その最前線にベンチ。地蔵さん→地域信仰→コミュニティ→ベンチ。というわけかもしれません。

 これでよいなら、よいんですけど。

 背中から無数のお地蔵さんの熱視線を浴びながら、ベンチでのんびりできないです。僕は。地蔵になる決意(なんじゃその決意)がつくまでは決して。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

残る森、あるいは禁忌の森。(奈良市)

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 近所の農村の中を走る小道です。

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 この小道に面して、ある矩形の一画が森として残ってます。道に面して建っている家が歯抜けとなって、空地な風景となるのはよく見かけますが、森になっているのはそうそう見ません。

 しかもこの森、平面ではなく、奥に向けて斜面が上昇していってます。図解すると以下のようです。

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 3方を建物で囲まれ、正面だけが道に面しているのです。この森、別に神社でも、古墳でもありません。単なる森です。

 「判らない森」というものを以前紹介しましたが、神社や古墳でない森の方が、ひどく気にかかります。

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 何らかの理由で、切り開くことを免れたのか、それとも兼ねてからタブー(禁忌)の場所として、在ったのか、それは判りません。

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 森は何も言わず、そこに在るのです。遠景から見てもこれほどはっきりわかるほど、木々は大きく繁ってます。

posted by 遷都1297年記念事業協会 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

密度な話をもうひとつ。(奈良市)

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 近所の川辺の風景です。これは佐保川(ちなみにこの土手、僕の高校時代の通学路でした)です。よく見ると何かいるようですが、、。

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 そう、でかい鯉がのんびり泳いでいます。この写真では3匹しか写ってないですが、奈良では川をのぞくと大概、でかい鯉が20〜30匹はうじゃうじゃいて、ゆらゆらと泳いでいるのです。

 大学に入って、知人を奈良に案内したときにふと、こんな風景にでくわしました。そしていわれました。この密度は異常だと。

 そう、亀密度同様、鯉密度も異様に高いようです。他の地域を検証したわけではありませんが。

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 こんなに、のんびり、ゆらゆらしてるのに、いざ捕まえようとすると、やたらに素早いんだよなぁ、こやつら。少し憎たらしいのです。鯉は。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良のいきもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

奈良な休憩所。(奈良市)

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平城宮跡の、北の端の風景です。どこにでもあるような休憩所らしきものが見えます。

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 いままで、近付いたこともなかったのですが、休憩所で、休憩っていうのも、たまにはよいかもしれません。合目的に憩っちゃいましょう。

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 うん?何やら、真ん中窪んでるじゃないですか?しかも土間っぽいです。

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 おおっ!!なんか、井戸の遺跡くさいです。

 はじめて気付いたのですが、これ休憩所ではなく、古代の井戸の遺構の、覆い屋だったんです。この井戸、酒や酢を醸造する水を汲むための大事な大事な井戸だったみたいです。ちなみにこの業務を司る役所を造酒司(ぞうしゅし)といったようです。

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 これが、その推定絵図。うん。井戸はリアルですが、覆い屋の推定図があんまりにもラフじゃないですか?これ。とってもカラー金属パネルな屋根といい、建物形状といい。嗚呼めんどくさそうな奈良精神が垣間見えます。

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 そして改めて、気付いたのは、この休憩所にしか見えない覆い屋。この形態の根拠は、この絵図だったんですね。この絵図を鉄骨で再現して、ガラスのトップライトをあしらったわけです。

 もう何も言いませんが、奈良だよなぁ、やっぱり。ナイスアレンジフルな覆い屋。

 どうでもよかったんですが、結局、休憩所で休憩できませんでした。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 平城京の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

5円かもしれんけど。(奈良市)

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 聞くところによると100萬$の夜景なるものが都会にはあるようです。たぶん瞬くイルミネーションと、その向こうに見える漆黒の海。そこに浮かび、ゆっくりと進む船の灯。ああロマンティック2007って感じです。

 さて、こんな100萬$な夜景のひとつひとつの星を改めて想ってみましょう。

 星Aさんの証言:「今日徹夜で、仕事残務こなさないと明日の〆きりまにあわへんねん。」

 星Bさんの証言:「来るべき受験に備えて、寝てなんていられません。いまから微積と、物理です。」

 星Cさんの証言:「今日は徹夜で飲むねん、文句あるんか。」 

 星Dさんの証言:「足の爪磨くのが趣味でついつい夜更かしなのさ。この磨きの角度が、、、。」

 うん、夜景の星は、要するに夜更かしな人の電燈なんですもの。こんな星のつぶやきは当然ですよね。

 冒頭の写真は、撮る意味さえ判りかねる、僕の家の近所の区画整理途中の夜景です。100萬$どころか、5円な感じかもしれないです。

 でも夜景の星って、いろんな人のつぶやきに満ちてるわけで、それをリアルに考えたら、5円でもいっかなって想ってしまう今日この頃です(というより、夜景のロマンなんて胡散臭いというのが真相なんですが)。

posted by 遷都1297年記念事業協会 at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

アポロ397号。(奈良市)

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 長い任務を終えて、地球のとある場所に着陸したアポロ397号の勇姿です。とある場所って、どんな場所?

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 こんな場所です。田んぼ脇の用水路の橋の上に、絶妙な正確さで着陸したのでした。

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 このアポロ397号、現在は近隣住民のゴミ焼却ユニットとして活用されているようです(もとから、(いや、はなから)そうなんじゃないかという疑惑があるようですが)。

 だからこその絶妙な着陸地点。ここならたとえ炎上しても下の木造の橋もろとも、下部に崩落します。でも下は用水路やから、即座に消火鎮火とあいなります。

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 長い、任務を終えても、この勇姿。少し退屈な田舎だけど、頑張れ元アポロ397号(現在はゴミ焼却ユニット7201号)。
posted by 遷都1297年記念事業協会 at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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